main(カゲプロ、あんスタ)

□ハピバ!!!
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泉「羽風おはよ」


薫「あ、瀬名っちおは〜」


 今日は11月2日。
至って何もない日。そのはずだが、この学園にはある。だが…



薫「瀬名っち、今日何の日か知ってる?」


泉「は?何かあったっけ?」


薫「…いや、別に〜」



 今日の主役第1号、瀬名泉は自分の誕生日のことをすっかり忘れているようだ。



泉「ってか何、今日早いね、来るの」


薫「それは瀬名っちのた、んんっ!」


泉「どうしたのアンタ、俺が何?」


薫「何でもないです!!」


泉「?ま、良いけど」



 こんな話をしながら教室へと向かう二人。



泉「…何で羽風そんな後ろいんの」


薫「え〜?そう?」


泉「何、今日めっちゃうざいんだけど」




((ガラッ





((パパーンッッ!!(注:効果音)



泉「!?」



千秋「瀬名!誕生日おめでとう!!」


泉「は?」


英知「おめでとう瀬名くん♪」


蓮巳「…おめでとう瀬名」


宗「ふん、ありがたく祝われろ」



 皆から口々にいろいろ言われる瀬名。



泉「??」



 だがこの状況でもまだ意味がわかっていない様子。



薫「瀬名っち大丈夫?今日誕生日でしょ…
……あれ、違った?w」


泉「あ」


蓮巳「何だ、忘れていたのか」


泉「だって俺ゆうくんの誕生日しか覚えないし〜」



 『またゆうくんかよ!!』
教室にいる皆が心の声をハモらせた。



泉「…あ、羽風が妙に変だったのってこれがあったからか」


薫「あはは……」



 笑ってごまかす羽風。嘘を付くのは慣れていないのか少し照れている。



千秋「とにかく瀬名!おめでとう!」


泉「……大人しく祝われてあげる」


英知「素直じゃないねぇ〜」


泉「ちょ〜うざぁい」
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