main(カゲプロ、あんスタ)

□ハピバ!!2(ぎりセーフ←)
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薫「ふぁぁ〜眠い……」



 このセリフを言いながら歩いているのは11月3日生まれのあの人だ。



薫「昨日は疲れたなぁ…でも久しぶりに楽しかった〜♪」


千秋「おーい羽風ーっ!」


薫「((ビクッ」



 大声で叫ぶ人影…じゃなくて、



薫「うわ千秋くん…大声出さないで」


千秋「おっ、それはすまない!」


薫「だからうるさいって……昨日で疲れてんだから」


千秋「確かに昨日は疲れたかもな!!」



 疲れたかもと言っているが、千秋には疲れの様子が少しも見当たらない。
さすがパフォーマンスが激しい流星隊リーダーである。



泉「あ、二人ともおはよ」


千秋「おお!瀬名おはよう!!」


泉「うるさいしうざい」


薫「同感」



 千秋のノリにはついてける者が少ないと思う。だが、この元気さは分けてほしい。←



泉「ところでさ…昨日はありがと、ね」


二人「……」


泉「ちょ、何ニヤニヤしてんの、ちょ〜うざぁい!」



 真っ赤になって照れる泉。



千秋「羽風!昨日は朔間と瀬名の誕生日だったな!」


薫「うるさ……あ、うんそうだね?」


千秋「じゃあ今日は誰の誕生日だ!?」


泉「ちょ、守沢バカか」



 そんなツッコミをうけつつ、薫に質問する千秋。この流れなら自分の誕生日ということはわかっているはずだ。
……………が、



薫「…え、今日誕生日の人いたっけ?」



 昨日の疲れのせいか、自分の誕生日を忘れていたのであった。



泉「…羽風、アンタもバカだね」


薫「えっ、何で俺バカ呼ばわり?確かに誰の誕生日か知らないけど……あ、文化の日だ!」


千秋「羽風………」


薫「何故に千秋くんは哀れみの目でこっちみてんの酷い」



 人の誕生日は覚えている癖に、自分のは覚えていないとは………













薫「皆おはよ〜」


英知「突撃ーっ!!」


薫「はあぁぁ!?」



 教室に入ると何故かいきなり人が飛んできた。



薫「ちょ、重……退いてマジ…蓮巳くんどうにかして」


蓮巳「NO」


宗「…おい羽風」


薫「?」



 動こうにも動けない薫。どうにか頭と手は動かせるみたいだ。



宗「『お誕生日おめでとう♪』」


薫「はぇ?」



 誰が見てもわかるように、薫は固まった。それは、予想外だったからだ←



泉「はっ、本当に忘れてたとか…」


千秋「今日は羽風の誕生日だろう!!」


薫「あ…そういえば……」


蓮巳「全く、お前は頭良いだろうに」


英知「でもサプライズは成功だよ♪」



 サプライズだったから成功。らしい。



薫「でも…まさか祝ってもらえるとは思ってなくて…」


千秋「ん?顔真っ赤だぞ羽風!!」


英知「((ボソッえ、赤面とか意外…可愛ry」


薫「やめて!言わないで!!」












注:斑さんは海外ってことで☆←

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