main(カゲプロ、あんスタ)
□TE☆SU☆TO with3-A
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蓮巳「お前ら、もうすぐ中間テストだが……勉強しているか?」
教室で駄弁っていた3-Aトリオに、いきなりという感じで現実が突きつけられた。
泉「ん?そんなのちゃんとやってるけどぉ〜」
薫「俺も〜、っていうか毎回50位以内はキープしてるしね☆」
…この二人には現実はわかっていたらしい。
だが一人、わかっていなかったのがいた。
千秋「おっ、おう…!ちゃんとやってるぞ!!」
蓮巳「…で、今何をしているんだ?」
千秋「え、え〜っと……復習をしようかと…!」
蓮巳「ふむ……ユニットソングのか?」
どうやら千秋の見ていたものは、ユニソンの歌詞だったようだ。
薫「あ、それって新曲?良いな〜」
千秋「ああ!来月のライブで歌うから、早く覚えたくてな…!」
蓮巳「だがな守沢…テストは明後日だぞ」
千秋「………」
明後日がテスト。そして新曲発表は来月、と言っていた。それは…まぁ、テストを優先すべきだろう。
泉「守沢、前期の成績順位は?」
千秋「○位だ!!((ドヤッ」
薫「えっ…ってことは最後から○番目……」
注:都合により一部隠しております。
蓮巳「守沢……」
千秋「っ、しょうがないだろ!?俺は頭が悪いんだっっ!!!」
どうやら、開き直った様子。
泉「開き直ったね…」
もはやいつもの元気はあるが、目には涙が溢れている。うん、分かるよその気持((
薫「あ、あの…俺で良ければ手伝うよ…?勉強」
千秋「!!ありがとう羽風!!!」
薫「ほら、副会長さんとせなっちも良いって!」
強引に二人も混ぜる様だ。
蓮巳「はぁ…仕方無いな」
泉「これ以上クラスの平均点下げてほしくないしねぇ〜?」
千秋「お前たち…!!良いクラスメイトをもって俺は嬉しいぞ!!」
泉「守沢…テストが嬉しいの?」
千秋「何をいう!テストは嬉しくない!むしろ滅びてほしいぞ…………っ!!」
薫「ヒーローらしからぬ発言だよね!?」
その後、見事に教えてもらったことを全て忘れた守沢が取った点数を見て、蓮巳が激怒したという…。
守沢「暗記は苦手なんだ!!!」