main(カゲプロ、あんスタ)

□俺のヒーローは可愛い人。
1ページ/3ページ

あ〜…………どうしよう鬱だ。





千秋「おーい高峯〜!」





ユニットのリーダー…部活の先輩…というか…部長である、





千秋「どうしたどうした!!早くしないと」





この暑苦しい人を、





千秋「遅刻するぞー!!!」



翠「あー、はいはい…分かってます」






……好きになってしまうなんて。
























何で惚れたのかと聞かれても分かるわけない。いや、逆に俺が知りたい位…

何でこんな…しかも男を………





千秋「高峯!ギリギリみたいだな!!と、いうことで午後のユニット練でまた会おう…☆」



翠「あ、はい……早く行ってください。あんたの方がクラス遠いでしょ、三年だし」



千秋「おぉ!高峯ありがとう!!☆」



翠「普通っすよ、ってか早く行け」



千秋「うっ…な、何故そんな酷いことを言うんだ……少しでも俺はお前と一緒に居たいぞ…!!」




翠「ウザい。しょうがないでしょ」



























………このまま一緒に居たら先輩の可愛さにやられるから。

そう口に出した言葉はもうあの人には聞こえていないのだろう。



あー…鬱だ、本当。
あの人はいつも明るくて、楽しそうで…俺と真反対。
でも、好き。







こんな気持ち伝えたら先輩はどんな反応するんだろう。



気持ち悪がる?

引く?

驚く?

…嬉しそうに、する…? 









翠「……あーー…」
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ