囚われた人形は

□主人公設定
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ブランシュ家は国際魔法使い連盟でも上位の家庭。

メルは元々関節のある人形として遊びのために作られていたのだが、出来が良かったため自動で動かせるようにと考えたブランシュの当主が細工をしたところ、人間と大差なく感情・自我を持ち、魔法を使う人形になってしまった。

しかし、メルの身体は人形であるため寿命を持たず、このままではメル永遠に生き続ける(命は持ってないが、便宜上生きていると表現する)ことになる。

困った当主はニコラス・フラメルを呼び、メルに起爆装置という破壊装置を埋め込んだ。

この起爆装置は国際魔法使い連盟の金庫に預けられたスイッチのみによって起動するため、スイッチが押されなければメルは永遠に生き続ける。

また、メルは自分がどのように作られたのか知っているため、「死にたくなったらスイッチを魔法使い連盟まで取りに行く」という意志を当主に伝えている。
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