A tale of Erebor

□あとがきと次回予告
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一つの旅が終わり、別れが来る。
親しくなった友とは帰路の旅路で別れを告げる。再会の淡い期待を胸に秘めて。

この旅の終わりもそういうものであると誰もが信じて疑わなかったでしょう。一体、どこで選択肢を謝ってしまったのか。そもそも最初から正しかったのか。
答えが出ることは恐らくないでしょう。けれど、ただ一つだけ言えることは、私たちは彼らの知らない結末を知っているということです。
どうか見届けてやって下さい、ネルファンディアとトーリンを待つ、過酷で悲しい運命を。
そして、それでも生きていく旅の仲間の決意を。


─────どんな暗がりでも、いつか光は差すものですから。
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