デジモンアドベンチャー タケル

□爆裂進化!グレイモン
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私達は崖から落ちているその時。

「マーチングフィッシィーズ」

という声が聞こえて私はお魚の上に落ちた。

『助かった……』

「おい!あれ」

「急げー!」

ヤマトさんの声を聞いて後ろを振り向くと、クワガーモンが落ちてきた。

そのせいでおっきな津波が出来上がり私達に襲い掛かってくる。

私達は皆陸に幸運にも乗り上げた。

『助かったの?』

私は周りを見渡した。

「みたいだな」

「なんだったんだ、さっきの魚は…」

「あれはね、マーチングフィッシィズさ。おいら魚を自由に操る事ができるんだ」

「そうか、お前のおかげだったのか、ありがとう、プカモン…じゃなくて」

「ゴマモンだよ」

そういえば、みんな姿が変わっていて名前まで変わっていた。

『今の2人の名前は?』

「僕はテリアモン」

「私はロップモンよ」

『テリアモンにロップモンね!』

2人の名前を聞いてから抱きしめた。

「僕達進化したんだ」

「進化?なんだ進化って」

「普通はある生物の種全体がより高度な種に、変化することですけど…」

光子郎さんの言葉は難しかった。

『2人も進化したって事でいんだよね?』

「「うん!」」

私は首を傾げて2人に聞いた。

「ふーん、とにかく前より強くなったみたいだな、進化してもデジタルモンスターなのか?」

「そーだよ、太一と会えてよかったよ」

「え?なんで」

「僕は自分だけだと、進化できなかったんだ、きっと太一と会ったおかげで進化出来たんだよ」

そうなんだ。

『2人もそうなの』

「「うん、きっと!」」
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