デジモンアドベンチャー タケル

□電光!ガブテリモン
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私達は広い原っぱ?の道を歩いていたが、私の足はもう一歩も歩けないと思う限界まできていた。

「限界かな」

「ずーっと、歩きっぱなしだもん」

「よしここで休憩しよう」

私達は木の元に行き座った。

『大丈夫?2人共、お水飲む?』

「「ビアンカこそ大丈夫?」」

『暫くは無理かも…』

私達の横で光子郎さんがパソコンを弄っていた。

「はぁー、やっぱり動かないよな」

その時太一さんが来て、光子郎さんのパソコンを叩いた。

「そういう時は、こう叩くと直るって!」

「やめてくださいよー」

「俺はお前の為を思って…」

「それは分かるけど、誰にだって大事にしている物を、他人に触られたくないでしょ」

太一さんは拗ねたのかどっかに行ってしまった。

「ビアンカもう平気ー?」

『うん、大分いい感じ』

「よかった、ダメだったら僕がおぶって行くとこだったよ」

『んー、それは無理だと思うな…』

「そっかー」

テリアモンとロップモンは目に見えてガッカリしていた。

そんなに私をおぶって行きたいのかな?

「おーい!みんな!」

太一さんが遠くから呼んでいたので、私達は急いで、太一さんの居る所にいったそしたら目の前に。

「工場だ!」

があった。

私達はその工場の近くまで行き中に入って行った。




「ねえ、何作ってるの?」

「なんだろう…調べてみないと分からないな」

「調べるなら人が居るかどうかも調べようよ!これだけの工場なら絶対誰かいるはずだ」

私達はその後2つのグループに別れ、工場の中を調べる事にした。

私は太一さん、空さん、丈さんと一緒になった。

「誰も居ないのかしら?」

「そんなことはない機械を動かしてる人間が何処かに居るはずだ!」

「あれ?」

「どうしたのピヨモン?」

「何か聞こえる」

私達はピヨモンの言葉に耳をすませたら、機械音とは違うのが聞こえた。

私達はその方向に行ってみることにした。

「あれ!」

アグモンの言葉が聞こえ見てみると何かが倒れていた。

「何かしら?機械の歯車に巻き込まれてるみたいね」

それに私達は近づいた。

「ロ、ロボット?」

「ロボットじゃない、アンドロモン」

「えー、これもデジモンなのか?」

「そう、しかもいいデジモン」

これもデジモンなんだ…。

「それに凄く進化したデジモン」

「進化したって、グレイモンとどっちが上なんだ?」

「断然アンドロモン」

「どっちにしろ、人間じゃなかったってことか…」

「助けてあげよう」

空さんの言葉に私達はアンドロモンの腕を引っ張るも動かなかった。

「「よいしょ!よいしょ!よいしょ!」」

太一さんは手を滑らせ勢い余って後ろにあったレバーを押してしまう。

もう一度引いたらアンドロモンは出できた。

「「やったーっ!」」
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