デジモンアドベンチャー タケル
□パルモン怒りの進化!
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私達はアンドロモンに教わった地下水道を歌しりとりしながら歩いていた。
「キャー」
「大丈夫か?」
「どうしたんだ?」
「水が落ちてきたの」
また、空さんの服に水が落ちる。
「汚れましたよ」
「えっ?あっああー、洗濯したい」
空さんを始めに皆もやりたい事を、口に出していった。
「俺だって、風呂に入って、のんびりと…」
「僕は…」
タケルくんは座り込んでゲームをする真似をした。
「タケルお前なあ、こんな時にテレビゲームはないだろうアハハハ…俺もタケルの事笑えない、今俺のしたいことは、ジュウジュウ焼ける焼肉…んっんんっ、腹いっぱい食いたーい」
「誰も笑えないさ、僕は勉強、宿題山ほどやりたい」
「変わってるわね、あたしは冷たいコーラが飲みたい」
「僕はインターネットで友達にメールを送りたい」
「ビアンカちゃんは何がしたい?」
私は空さんに尋ねられた。
『私は…お兄ちゃんに会いたい…』
私達は思いを口に出した後俯いた。
「皆疲れてるんだ」
「可哀想…」
その時、後ろの方から何かの音が聞こえてきた。
「あ、あの声は?」
「ヌメモン」
「ヌメモン?」
「暗くてジメジメした所が好きで、知性も教養もないデジモン」
そんなデジモン居るんだ・・・。
「強いの?」
「弱い」
「弱いけど汚い」
「汚いの?」
私は汚いっていう理由を考えていたら、後ろからヌメモン達が来ていた。
「やっぱりヌメモンだ!逃げろ!」
「弱いのにどうして、逃げなくちゃいけないんだよ!」
「今に分かる!」
私達が走り出した、その時ピンクのうんちが飛んできた。
「なんなのこれー!」
『やだー!』
「はぁはぁ、あ、こっち!」
タケルくんが見つけた通路に入り、暫く走っていると、太陽の光が見え外に出た。
「「ギャー!」」
「ヌメモン達は太陽の光が苦手なんだ」
私達はヌメモンから逃げることが出来たので歩いていると、自動販売機がいくつもあるところにでた。
「こんな所に自動販売機が沢山!」
「ミミまさか飲みたいなんて…」
「そのまさか!」
「ミミくんどうせ出やしないよ!」
「しょうがないわよ、まだ子どもなんだもん」