デジモンアドベンチャー タケル

□闇の使者デビモン!
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「何てことだ、ここは本当に…島だったんだ、これからどうすればいいんだ僕達は、どうすればいいんだー!」

私達が頂上につくと丈さんが落胆していた。

「なあビアンカ」

『なに太一さん?』

「ここから見える範囲でいいから地図を作ってくれないか?ビアンカスケッチブック持ってたろ?」

『うん持ってるよ!描いてみるね!太一さん単眼鏡かして?』

スケッチブックから1枚、紙をとった。

「いいぞ、ほら」

『ありがとう、頑張って書くね!』

私はロップモン達をつれて、単眼鏡で見ながら、地図を描いていった。

「これから何かの役にたつかもしれないからな」

「なるほどそれはいい考えですね」

「ビアンカちゃんうまいじゃない」

「「ビアンカ上手ー!」」

私は皆に褒められ、嬉しくなった。

『えへへ、太一さんはい出来たよ』

「ありがとな!」

『うん』

私は地図を書いた紙を太一さんに渡したその時大きな物音がした。

「なんだ」

私達は物音がした方に行ってみる事にした。

「通れなくなってる」

「あ!レオモンだ」

「レオモンって?」

「レオモンはいいデジモン」

「とっても強い正義のデジモン」

その時レオモンは何かいいながら腰にある剣を抜いた。

それを見た私達は逃げ出した。

その時太一さんのポケットから私が描いた地図が出てきた、それを取ろうと太一さんは戻るもレオモンが来たので、アグモンがベビーフレイムを放ったら地図まで燃えてしまった。

「ごめん太一ビアンカ、地図まで燃えちゃった!」

「しょうがないよ」

『大丈夫描いた事覚えてるから!』

だが逃げている方向にまたデジモンが現れた。

「オーガモンだ」

「あれも本当はいいデジモンなの?」

「正真正銘の悪い奴だよ」

私達は、挟み撃ちにされてしまった。

「しまった!挟まれた!」

「最初から僕達をここに追い込む作戦だったんですよ」

「そんな…レオモンとオーガモンは敵同士なのに」

レオモンとオーガモンは同時に攻撃しだした。

その時進化できるデジモンは進化した。

「タケル、ビアンカちゃんこっちだ」

私達は安全な岩陰に隠れた。

グレイモンが攻撃しようとしたその時、上の方から岩が落ちてくる。

「ガケ崩れだ!」

デジモン達のおかげで怪我をすることは無かった。

「あいつらは?」

「そうだ、オーガモンが」

「レオモンも」

「今のガケ崩れに巻き込まれたのかも」

丈さんはそれを確かめる為か下を覗いた。
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