デジモンアドベンチャー タケル
□冒険!パタモンと僕とロップモンとテリアモンと私
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私達がのっているベッドが落ちた場所は、森の中で少し離れた所に、ロップモンが言うには、はじまりの町という所があるらしい。
『ねえ、これからどうしたらいい?』
「「僕、私達がいるから元気だして!はじまりの町に行けばなにかわかるかもしれないよ!」」
『分かった行ってみよう』
私達ははじまりの町の方に歩いていった。
『うわー素敵な所!それに卵がいっぱい!』
「そりゃあここが色んなデジモンが生まれる所だもの」
『へーそうなんだ』
「あー、あそこに居るのってタケルじゃない?」
『本当だ行ってみよ!』
私達はタケルくんの居る場所に走っていった。
「「タケルー!」」
『タケルくん!』
「あ、ビアンカちゃん!よかった無事で」
『タケルくんも!』
私達は再会を喜びあった。
「何してたの?」
ロップモンが問いかける。
「ゆりかごを見つけたから見に来たんだ」
『そっか一緒にみよ?』
「うん!…何これ?」
皆でゆりかごの中をみた。
「ボタモンだよ、デジモンの赤ちゃん」
「『かわいい』」
「わ、プニュプニュしてる」
『本当だ!』
私とタケルくんはボタモンのほっぺを触った。
「生まれたばかりだからだよ」
「他のは?」
私達は他のゆりかごも見て周った。
「ビアンカちゃんあれはなにかな?」
『あれはね、デジモンの卵だよ、行こ!』
「うん」
タケルくんと一緒にデジタマの所に戻った。
「わたしをなでなでして」
「『なでなで?』」
「『なでなでって誰を?』」
私達は首を傾げた。
「誰ってデジタマじゃない?」
『そうかもやってみよう?』
「うん、なでなで」
『なでなで』
なでなでしたら本当にデジモンが生まれた。
「生まれた!あ、この子達のゆりかごがない」
「あー…どっかにあまったのは…」
「「へえ、こうなってたんだ」」
『2人も卵から生まれたのに知らなかったの?』
「「赤ちゃんの時の事は覚えてないなー、ビアンカとタケルは覚えてる?」」
そう問われ考えてみた。
『私覚えてないかも…』
「僕も」