デジモンアドベンチャー タケル

□私と空さんとピコデビモン!
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私達は太一さんとアグモンが居なくなってから、約一月半も探していた。

「探そう、見つかるまで太一とアグモンを探そうよ」

「無理だ、一月半も探して、手がかり1つないんだぞ」

「ゲンナイさんなら、きっと何か知ってますよ、ゲンナイさんを探しに行きましょう」

「どこに居るかも分からないのに、どうやって探すんだよう」

「それより早くお家に帰りたい」

空さん達は色々話あっていた。

夜になり私達は寝ることにした、私は空さん以外が寝た頃、空さんに話かけた。

『空さん私、太一さんとアグモンを探したい!それに私まだ紋章ないから皆に迷惑かけちゃう…』

「ビアンカちゃん…、あたしとピヨモンで太一達を探そうと思ってたけど一緒にくる?」

『いいの?』

「ええ、もちろん!紋章も太一達を探すついでにしましょう」

『うん!』

「「よかったねビアンカ」」

『ロップモンにテリアモン勝手に決めてごめん』

私は2人に謝った。

「「いいんだよ僕/私達はビアンカについてくだけ!」」

『グラッツェ!』

「「どういたしまして!」」

私達が話をしている間に、空さんがトコモンと喋っていた。

「さ、いきましょビアンカちゃん」

『うん』

私達は歩き出した。




暫く歩いていたら森があって、その中に私達は入っていった。

するとそこには…。

「誰か居る!」

「『え?』」

「「ピコデビモンだ」」

目の前に開けた場所がありそこで、誰かとピコデビモンが話していた。

「太一という少年は”勇気”の紋章だ、ヤマトは”友情”、タケルは”希望”、光子郎は”知識”、丈は”誠実”、ミミは”純真”、空は”愛情”そして最後ビアンカは”奇跡”の紋章だ、わかっているなピコデビモン」

「はい、分かっております」

ピコデビモンは誰かと話が終わり、その時私達がいるの方を向いた。

そしてこちらに近づいて来た。

「あなた何者なの?」

「これはこれは、とんだ所を見られてしまいましたね、紋章の話聞いちゃいました?」

「き…聞いたわよ」

『何かいけない?』

私はピコデビモンに言い返した。

「いえ、貴方達は空さんとビアンカさんでしょ?空さん…フフフッ、愛情の紋章ねえ、それにまだ見つかりもしていない奇跡の紋章ねえ」

「何がおかしいのよ!」

『なんでしってるの…』

私はタグをギュッと握りながら俯いた。

「お可哀想なあなた方、空さんは本当の愛情を知らずに育ってしまった、それじゃ愛情の紋章は光りません、それにビアンカさんあなたの紋章は絶対に見つからないでしょうね、それではこれで」

ピコデビモンは言いたい事を言って私達の前からいなくなった。

「これからどうする空?…空?」

「え?あっそうね、太一達を探しつつみんなの事も影ながら助けるってのはどうかしら」

『私はいいと思う』

「あたしも」

「「僕/私達も」」

皆意見が一致した所で、今日はもう寝ることにした。
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