デジモンアドベンチャー タケル
□闇の使者デビモン!
2ページ/4ページ
「ええ、ここから落ちたら助からないよ」
「レオモンもオーガモンも飛べそうにないわよね」
「じゃ…じゃあ助かったんだ僕達は!なんてツイてるんだアハハハ」
私達は山を下りるため歩き出し、今は森のような所を歩いている。
「どう考えても変ですよ、1日に2回の進化なんて」
「いいじゃねーか、おかげで助かったんだから」
「ねえ、デジモン達がパワーアップしているとは考えられないかしら?」
「そうかその可能性もありますね」
「だが、そうだとしても流石に今日はハードすぎたな」
私は額の汗を、拭う仕草をした。
「もう歩けないよー」
「ダメだ、どこかゆっくり休める場所を探した方がいいな」
「あー!あれ!」
丈さんが指差した方を見ると立派な建物が建っていた。
私達はその建物に向かって走る。
「やった!普通の建物だ、今度こそ人間が住んでるに違いない」
「待て、いきなり入ったら危険だぞ」
丈さんとヤマトさんは建物の近くへ行った。
「こんな建物あったかな?ビアンカはみたか?」
『ううん、見てない、見てたら地図に描いてるし、忘れないと思う!』
「だよなー」
「地図になんか描いてないの?」
『それは…』
ガブモン忘れちゃったの?
「なくしちゃったの?」
「『お前/ガブモンが燃やしちゃったんだろ/でしょ』」
「あ、そっか」
「「覚えてなかったのー?」」
その後、私達は丈さん達の所に行った。