ショートショート

□破滅は如何に
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時は、20XX年。人工知能の急激な発達により、職業が激減している。今では医師も人工知能の割合が7割を越えている。
N氏は、医師をやっていたのだがAIのせいで職を失ってしまった。家族がいないのが不幸中の幸いというのかもしれない。N氏の親友であるA氏は、AIの修理をするエンジニアであるため、職は失ってはいなかったのだ。
「なぁ、Aよ。俺が職につける方法はないのか?」
「自分が、エンジニアだからってAIをいじるのことは不可能に限りなく近い。って言うより無理だよ」
「だよな。無理言ってごめん。」
この世の中はもうAIに全て頼り。AIが壊れても分からないぐらい人類の知能は衰えてきた。
もしかすると壊れているのかもしれない……。破滅のカウントダウンはいつ始まるのか……。

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