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□凶暴野生化〜Beast mode〜
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カミュはビーストモードに入ったとき
身体的にも精神的にも野性化する。
元々身体能力が高いカミュの能力を上げる。
その高い身体能力で敵を翻弄する。

「グギャガアアァァ……」

敵は声にならない声を発しながら
闇の瘴気をともに消えた。
やっと強敵を倒すことができた。
それぞれ武器を収め一時的に宿へ泊まろうとした。
しかし、カミュの様子がなんとなくおかしかった。

「あら?カミュちゃんどうしたの?」
シルビアが声をかけるしかし反応は無い。
ただどこか一点を見つめている。

「カミュく……」
イレブンが声をかけた瞬間だった。
キッと振り返ったカミュの眼光は赤く
歯は牙が生えていた。
そう……ビーストモードが解除されていない。

一様に驚きを隠せていない。
その状況を見ていたベロニカ、ロウ、マルティナも
飛び出してきた。

「いかん、このままだとカミュの身体が危ぶまれるぞ。セーニャ、ベロニカ悪いがワシに協力してくれるか」
ロウの言葉に「はい」と答えるセーニャとベロニカ。

「私たちはカミュの動きを止めよう」
マルティナの一言に頷くイレブンとシルビア。
だが、3人で止められるほど
カミュのビーストモードは甘くなかった。







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