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□ピアスデビュー
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床頭台に置かれたピアスがキラキラ輝く。
自然と目が行く。ボクの目にキラキラと映る。
カミュくんも開けている、シルビアさんも開けているピアス。
……ボクも開けてみようかなと過ぎった。
「ね、ねえ!シルビアさん!」
ボクは口を開いた。シルビアさんはいつもの笑顔で「なぁに?」と答える。
「ピアスって……痛い?」
恐る恐る聞く。ボク的には痛くなさそうだけど。
やっぱ痛いのかな?
「そうねー……、今は痛くないわよ。でも、開けるときはとっても痛いわ。でも、イレブンちゃんどうしたの?そんなこと聞いて」
顔かとても痛そうになっている。やっぱ痛いのかな……。
「いや、実はね……シルビアさんとかカミュくんのピアス見ててかっこいいなって思って……」
「うんうん、それで?」
真剣に話しを聞いてくれるシルビアさん。なんだかとても恥ずかしい。
「そ、それで……ボクも開けたいなーって……」
うつむきながら言う。
その言葉にシルビアさんの雰囲気が少し変わった。
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