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□推しについて語りたい。
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推しについて語りたい
〜Ms.ハーデスを全力で推したい〜
「・・・何なのよこれは」
「そのままですよ。貴方の魅力を存分にアピールして推しにする手下沼民を増やすと言うものです」
「怖すぎ・・・。というかその沼っていう独特の表現が気味が悪いわ」
「フリーダムに話すのも良いですが一つ一つ分析して進めていきますね。ここまでで何か質問は?」
「大丈夫よ。簡単に答える気なんてさらさらなくてよ」
「彼女の魅力が垣間見えましたね。これからMs.ハーデス推しの私が彼女の魅力を紹介していきます!みんなちゃんと付いてきてね!」
「・・・ご勝手に。どうぞ」
「まず一つ目の魅力!Ms.ハーデスは他の手下達と決定的に違う一面があります!一体なんでしょう?!はいどうぞ!」
「私に聞いても答えは返ってこないわよ」
「そうっ!この冷たさ!近年特にメンズヴィランズに見られる傾向は皆ヴィランズなのに良い人過ぎる!!でもこの方!Ms.ハーデスは!」
「・・・・・」
「分かります?!自分をテーマに話が進んでいるにも関わらずこの対応!!!塩対応!!!これがたまらないんです!!!!」
「意味不明ね」
「二つ目は・・・ツンデレとは違う、この魅力・・・なんと表現すれば良いのでしょうか。まるで猫のような・・・気の釣れなさ!!!」
「私を他の手下と比べるなんて失礼でしってよ。私は人間に媚びたりしないし神対応なんてもってのほか。・・・だって私は」
「わたしは?!!」
「・・・ヴィランズ、ですもの」
「そう!三つ目の魅力!!!手下の中でもピカイチのヴィランズらしさ!!!それがまた堪りません」
「物好きね。鬱陶しいわ」
「四つ目!!そんな冷たい彼女の見せる・・・時々見せる無邪気な笑顔!!!女性らしい可愛らしい動作、仕草・・・カメラでは捕らえられないギャップ!!!!」
「・・・変なところまで見てるのね。私とて機械じゃないもの」
「鮮やかな青に身を包む、彼女の魅力は・・・最初に気付かなくともいつのまにか推しになっている・・・そんな沼です」
「私のせいではないわ。勝手に魅せられている貴方達のせいですもの。・・・まあ、ご勝手に」
「こんな狭いページに綴らないほどの魅力を持った彼女が気になったら、今年・・・海へGO!!!!」
「・・・はあ、やっと終わったわ」