らぶ☆ぱにっく

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修学旅行2日目

やっと本番スキー
って意気込んでたけれど


『きゃー!!』

『だりあ!?どこ行くの!?』


わたしが聞きたいんだけどー!
好きって、どうやって止まるの?


『どいてどいて!!』


どんっっ!


『きゃあっ!!ごめんなさいっ』


『いたたた…』


誰かにぶつかっちゃったよ…


『あの…大丈夫ですか?』


『貴女は…姫野だりあさんかな?貴女こそ大丈夫ですか?』

『三浦先生…ありがとうございます、わたしは大丈夫です、すいませんでした…』

『怪我が無いのは何よりです、ただ…』

『ただ…?』

『少し刺激が強いので、降りて下さいね』

『!?ごめんなさいっ』


わたしはいつの間にか先生に馬乗りになってしまっていた
飛び降りるとクスクスと笑われ恥ずかしくなってしまう


『後で痛むようなら医務室に来て下さいね、ではお気をつけて下さい』

『は、はい、ありがとうございました』


びっくりした…
先生ってすごく綺麗な顔立ちしてたんだな
普段前髪を長めにおろしているから生徒の間では地味な感じで通ってるのに…
あんな格好いい人に馬乗りになっちゃうなんて…


それからはスキーを猛特訓して多少マシにはなれた…ハズ


『だりあ』

『あれ?匡一?どうしたの、もうすぐ消灯だよ』

『いいから』

『ちょっと…痛いってば』


半ば無理矢理に手を引かれ強引に連れて行かれる


『どこ行くの!?』

『いいから黙っとけ』

『なっ…』

『ほら入れよ』

『ちょっ…ここ男子トイレだってば!』

『いいから』

『やぁっ』

バタンッ


『だりあ、おしおきだ』

『はい?』

『スキーの時、お前先生を押し倒してただろ』

『押し倒してなんかっ…転んだだけだよ…』

『他のヤツに触った、おしおき』

その瞬間に深く唇を奪われる


『んっやだ…』


長く荒々しキス

別に付き合ってる訳じゃないのに…
どれだけ俺様なの…
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