らぶ☆ぱにっく

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恐る恐る振り返ると…

『三浦先生…』

『そこ男子トイレですよ?』


そう言いながら怪奇そうに見つめてくる


『ごめんなさいっボーッとしてて間違えちゃって出て来た所なんです』

なんて…無理かな…


『フフッ…姫野さんは案外ドジなんですね、昼間の痛みは無いですか?』

『あ、はい、もう全然平気です』

な、なんとか誤魔化せた…?

『今から念のため医務室に来ていただけませんか?保健教員としては気になりまして…』

『えっ…何かすいません』

『いえいえ、では行きましょうか』

『はい』

ここは大人しく見てもらっておこうと後ろからついていく

『どうぞ、ベッドにかけてくださいね』

『あっありがとうございます』

『足も手も、どこも怪我は無いようですね、お時間取ってしまい申し訳ありませんでした』

『いえ!こちらこそ、すいませんでした』

『ところで…久我くんとは付き合ってるんですか?』

『はい?まさか…わたし彼氏いないですもん』

『そうですか、いけませんねぇ、彼氏じゃない人との不純異性交遊…』

『え……』


トサッ

ベッドに座っていたはずの自分が組み敷かれていると気付いたのは三浦先生に唇を奪われた時だった


『な…なんで……』

『トイレなんかでしちゃ駄目ですよ、誰が入ってくるか、誰に聞かれるか分からないのに』

『!?さっきの…』

『はい、実は待ち伏せしてました、悪い子には…お仕置きですね』


再び唇を奪われたかと思うと無理矢理口内に舌が侵入してくる


『ふ…せん、せ…』


『クスッなかなか可愛い反応をしてくれますね…』


ピチャ…


『んっ…は…』

『もっと…舌を絡めて…逃がしませんよ』

『んっん…ふぁ…』


とても長い間キスをしてる気がする
頭もボーッとしてくるし体に力が入らない
何故だか心地よくて身を任せてしまっている



『あっ…』

首筋を舐められ耳朶を甘噛みされ、少し意識がはっきりした


『やぁっだめ…だめです』

『姫野さんと僕、キスの相性すごく良いと思いませんか?体の相性も良いと思うんですが…』

『思わないですっ!』

『おや?そんな潤んだ目をしていたら説得力ありませんよ』

『っ…』
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