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□返還
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「とりあえずこの部屋を使ってくれ。
お前たちの為にとっておいた部屋だ」
シャンクスは船室へ案内すると、ミアをベットへ横にした。
「準備がいいな」
「ハッハッハ。一体どれだけ必死でお前たちを探したと思う?苦労したんだぞ〜鷹の目」
「海軍といい、さっきの連中といい、一体何があった?」
ミホークは納得がいかないとばかりにシャンクスに問いかける。
「んん?なんだお前、知らないのか?
この手配書だ。」
シャンクスはミホークにミアの手配書を見せる。
「…成程。」
ミホークは目を細めてその手配書を眺めた。
「ミアとも5年も航海した仲だ。
放っておくわけにもいかないからな。しばらくは俺のところにいるといいさ。
…鷹の目〜。俺の船でイチャイチャするなよ?」
「何を下賤なことを。貴様こそ勝手な真似をするなよ」
「なーにぃ?俺の船だぞ!ちょっとは感謝しろよ…」
「では、しばらく世話になる。
ミアには不自由なく生活させてやってくれ」