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□男と女
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「ロロノア」


ミホークは未だに喧嘩をしていたゾロとサンジに声をかける。


「「あぁん!?」」

2人は邪魔するなとばかりに睨みつけるが、すぐに我に帰る。


「てめぇ!出てくるなってあれほど...」


「俺は一度ここを離れる。」


「離れて、どうすんだ?」


「赤髪に直接話を聞く。」


「ふーん。確かライバルなんだってな。その方が手っ取り早いかもな..」


サンジはゾロと取っ組み合っていた脚を下ろした。


「俺がいない間、血液の提供ができるのはお前だけとなるだろう。」


「おう!俺は自分の血が足りなくなったってミアちゃんに捧げるぜ」


サンジはニッと笑った。


「ロロノア、お前は己で建てた誓いを守ってみせよ。」


「...当然だ」



ミホークは船内に隠してあった棺船に乗り込み、サニー号を後にした。









「行っちゃったわね」

ロビンは遠くなっていく船影を見送る。


「清々したぜ。」

「おいおい、アイツがいなくなったからってミアちゃんが自分のもんにでもなると思ってんのかぁ!?
ミアちゃんは、俺が...」


「私、ミアの様子を見てくるわ。2人とも、見張りをお願い」



ロビンは冷静に2人に言いつけると、ミアのいる医務室に入って行った。
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