Dream Note1

□え?わたしがキューピッド?
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〜船首〜
美樹:『もぅ…さっさと追いかけて来てよ…お頭…』
(こんなカタチで知られちゃうなんて…)
美樹:『こんなことなら玉砕覚悟で自分でちゃんと気持ち伝えれば良かった……』
(香織…アンタは自分から伝えたのよね。不死鳥に…。凄いわ)

〜甲板〜
「ほら、シャンクスさん早く追いかけて!」
S:『え?』
「え……って、鈍いですね。あのこは本当にシャンクスさんが好きなんですよ。」
S:『だ、だが、今までそんな素振り一度も…』
「あのこは照れ屋なんですよ。だからなかなか素直になれなくて…昔からそう…」
S:『……』
B:『実はな…チラッと見ちまったんだ…アイツがアンタにキスしてるとこ』
S:『は…??』
B:『いつかの宴のあった日…確か鷹の目が来た時だったか…。二日酔いにも関わらずドンチャン騒ぎして潰れてる頭を介抱しながら愛おしそうに……アイツ……』
S:『…!そんな事…』
B:『アイツにはヒミツにしてと釘刺されたが…』
「あのこ……昔からシャンクスさんが素敵ってわたしにずっと話してました。友達を守る為に自分の腕を犠牲にする男気溢れる優しさ、笑った顔が少年のように無邪気で可愛いとか」クスクス
M:『ベタ惚れじゃねぇかよい』くくっ
「もし、一つだけ願いが叶うならシャンクスに会いたい…っていつも言ってました。」
S:『あのお転婆娘が…』ダッ💨
「……素直に気持ち言えればいいけど」

〜船首〜
美樹:『…やっぱり女としては見てくれないか……』
(それに確かシャンクスって…マキノちゃんと良い感じなのよね……)
美樹:『出逢えただけで奇跡なのに……。いつの間にか欲張りになっちゃったわ』
S:『…いいじゃねえか?欲張りでもよ』
美樹:『…!お頭…』
S:『…まさかお前にそんな風に想われてるとは知らなかった…。鈍感なオッサンで悪かった…』
美樹:『そんな事ない…。わたしが素直になれなかったのがいけないのよ…。それに誰かを愛す事に臆病になってた』
S:『美樹……』
美樹:『尊敬していたお頭に…出逢えて、仲良くなれて…でももし自分の気持ち伝えて良い関係が壊れちゃったらと思ったら怖くて……言い出せなかったの』
S:『バカが……』ギュ…
美樹:『えっ…ちょ…お頭…?』ドキッ
S:『……騒ぐなよ。なんだか今はこうしていたいんだ』
美樹:『〜……💦』

「(あん、もぅ焦れったいわね。好きって言っちゃいなさいよ…)」コソコソ…
M:『(落ち着けよい…あまり動くと見つかっちまう)』

美樹:『……好きよ…お頭』
S:『バカ…そういう事はちゃんと名前で……』
美樹:『わたしはシャンクスが好き……っ』
S:『良く出来ました…』クス
美樹:『…ムカツク…絶対振り向かせて見せるから……覚悟しなさいよ?』
S:『バーカ…。』チュ…
美樹:『んっ……』
(ウソ……わたし…キスされてるの?あれほど恋い焦がれたシャンクスに……)
S:『もう、奪われっちまったみてぇだ。俺のココは…お転婆で、勝ち気で、素直になるのが下手な…どっかの女海賊によ』ニヤリ
美樹:『シャンクス……』

「やったぁ〜❤️」ガサガサッ
M:『げっ…バカ……』
美樹:『なっ…?!アンタ達っ…』(///■///)!!
「あは…❤️見つかっちゃった」ε=ε=(ノ≧∇≦)ノニゲル〜
美樹:『見ぃたぁな〜?待ちなさい香織!』

S:『覗き見とは悪趣味じゃないかマルコ…?』クス
M:『はん…気付いてたくせに。よく言うよい』ククッ

はぁはぁはぁ……
「も…無理〜…この歳でダッシュは……」
美樹:『…一応…お礼は言っとくわ』
「え?」
美樹:『アンタのおかげでシャンクスに気持ち伝えることが出来たわ…。ありがとう』
「…うん。おめでとう美樹」

T:\うぉ〜い 主役が抜けてちゃつまんねぇ〜ぞ/
A:\肉食うぞ〜!こっち来いよ〜/

「呼んでるみたい(笑)わたしの兄弟たちが」クス
美樹:『そうね(笑)呑んじゃお〜🎵』クスクス
〜甲板〜
T:『へぇ〜?二人は同い年だったのかよ?』
「そうだよサッチ兄。まさか美樹までトリップしてるとは思わなかったけど」
T:『香織も可愛いけど美樹ちゃんも食べたくなるくらい魅力的だなぁ〜…今夜、どう?』ヒク
「サッチ兄…💧そんな事言ってると…」
S:『コラー、なに勝手にうちのモン口説いてんだぁ〜』ヒック
「ほら来た…💧」
(酔っぱらいが……)
美樹:『あら。お褒めのお言葉ありがとうサッちゃん』クスクス
(相変わらずの女好きね)
美樹:『でもおあいにく様…わたしを酔わせる事が出来るのは…シャンクスだけなの❤️』←既にホロ酔い
「ちょっと惚気ないでよ〜」クスクス
M:『楽しそうだねぃ?ん?お前は呑まねぇのかい?』
「マルコさん。…また醜態晒しそうだから…控えてたの💦」
M:『今夜は無礼講だよい それに…酔ったお前さんはまた可愛いからねぃ?酔わせたいんだよい…だからホラ』クイ…
「えっ…」
チュウ〜…←口移し(笑)
「んんっ…?!待っ……ん」プハ
M:『うめぇだろい?』←酔っぱらい
「こんな強いのっ……」クラ(@_@)
S:『見せつけてくれるじゃねぇか〜』
美樹:『あら…まぁ❤️』
(マルコ、大胆なのね✨)
T:『ずりぃぞマルコ〜俺も呑ませる〜』ヒック
M:『うるせぇよい!誰がさせるかい』ヒク
「う〜ん…クラクラするぅ〜」
T:『あ〜ぁ可哀想に こんな度数たけぇ奴。ほらコレ。サッチ兄さん特製のフルーツサワーだ。呑みな?』
「ありがとー…」ゴクゴク…
(あ…呑みやすい…美味しいかも)
T:『美味い?』
「うん🎵とっても美味しいよサッチ兄」(*´ω`*)ウフフ
〜しばらくして…🍸️〜
「マルコしゃんの方がカッコいいもん!」ヒク
美樹:『うちのシャンクシュだって負けてないんだからぁ』
T:『あちゃぁ〜呑ませ過ぎたか?ってかオメェ等……うらやましい〜』(T-T)
M&S:『ん?』
「マルコしゃん…だぁい好きぃ〜」ヒク
美樹:『わたしだってシャンクシュ大好きなんだからぁ〜…』
M:『くくっ…本当にお前は』
(食っちまいたいくらい可愛い女だよい)
S:『俺も大好きだぞ〜美樹〜』ヒック


こうして白ひげ&赤髪海賊団の宴の夜はふけていった……。

気持ち伝えられて良かったね(*´ω`*)
ってか、マルコさん大胆過ぎ…(/-\*)❤️
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