Dream Note1

□打ち明けなきゃ…
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〜宴の翌朝〜
「う……ん〜…あれ?わたし…」
(うっ……頭痛い〜…調子づいて呑みすぎたかな?)
美樹:『起きた?』クス
「ん。おはよう…あらあらお宅の船長さんはまだ潰れてるの?」クスクス
美樹:『探し回していたから疲れたんだと思うわ…。…見て?可愛い寝顔でしょ?コレでわたしたちより上だなんて』クスクス
「あら?寝顔の可愛さならマルコさんだって負けてないわよ?」クスクス
M:『俺がなんだって?』
「あ。おはようマルコさん」
M:『あぁ。おはよぃ…気分は大丈夫かい?』
「ぅん。なんとか…」
美樹:『恋人の寝顔が可愛いって話していたのよ(笑)さすがに朝にはつよいのね?あんだけ呑んでなんともないなんて……』
(海賊の胃袋はどうなってるのよ…💧シャンクスでさえまだバタンキュ―してるのに)
M:『一晩で潰れるような柔なカラダじゃないんでねぃ』ククッ
S:『う……ん…』
美樹:『シャンクス、ほら起きて?もう朝よ?』
S:『ん〜…あと五分…。まだこの柔肌のお膝から離れたくねぇ〜…』
「ぷっ……あははっ…」
(なにこのオッサン…カワイイ(笑))
M:『だらしねぇなぃ…ほら起きろよい赤髪。』
S:『うぇ〜ぃ…キモチワリ…』💀💦
M:『…ったく。医務室連れてくよぃ。薬飲ませてやる。あまり酷かったら胃洗浄してやるよい』ニヤリ
美樹:『ちょ…💧お手柔らかに頼むわよマルコ医師?』
(あ…。幸せ過ぎて忘れるところだったわ…)
美樹:『アンタ、あの事マルコにはもう話したの?』
「え?」
美樹:『え、じゃないわよ。知ってるでしょ?白ひげ海賊団の末路を…。まだサッチやエースも親父様も生きているけど…もしかしたらわたしたちの存在で未来が変わってるかもしれないけど…』
「……まだ話せてないの。話せる訳ないわ。あんな悲しい事…」
美樹:『…やっぱり…。わたしも一緒にいてあげるから話さなきゃ。もしかしたら救えるかもしれないのよ?』
「美樹……。うん。ありがと助かるわ…。でも、誰に話したら…」
(エースやサッチ兄には衝撃過ぎるからダメね……。そしたら……やっぱり…)
美樹:『ここはやっぱり…親父様とマルコね。一応シャンクスにも……なんせあの戦争を終わらせたのもシャンクスだし…。ただ信じてもらえるか……問題ね』
「それなら大丈夫かも…。いつか話さないといけないって考えていたから向こうからマリンフォード編や頂上戦争編あたりのコミック持ってきてあるから…それを見せながら説明したら信じてくれるかもしれないわ」
美樹:『でかした!なにも考えていないわけじゃなかったのね(笑)』
「あたりまえじゃない。大事な人たちの運命がかかってるんだから……。」
(きっと…きっと救ってみせる。誰も失わせはしないわ)

〜医務室〜
M:『オラ、気分はどうでぇ?赤髪』
S:『あぁ…復活出来たぜ。世話かけたな』
M:『ククッ…お互い様だろぃ…』
「マルコさん…今、大丈夫?」
M:『どうした?浮かない顔して…』
美樹:『大事な話があるのよ。シャンクスにも聞いて欲しいの…。マルコ、あなた達にとってはツライ話になるかもしれないけど…』
M:『……!?親父にも関わる話かよぃ?』
「白ひげ海賊団全体に関わる事なの……」
M:『……わかった。とりあえず親父の部屋で』
「うん…」

〜船長室〜
M:『親父…俺だよぃ。今、いいかい?』
白:『どうした?』
M:『この二人が大事な話があると…』
白:『大事な話?聞かせてみろ』

〜説明中…(長いので省略)〜
M:『……!ティーチの奴が…サッチを?!』
S:『ヤミヤミの実……存在しているのか怪しいが…もし本当に起きることなら…』
白:『エースの公開処刑に、海軍との頂上戦争か…グラララッ』
M:『なっ…笑い事じゃねえよぃ親父』
「そうです親父様っ……何か対策を練らないと……」
S:『きっかけはヤミヤミの実を手に入れたことにより勃発するんだな?もし、サッチ暗殺を阻止出来れば…なんとか回避出来るんじゃないか?』
美樹:『わたしもシャンクスと同じ意見よ…。でもいつサッチがヤミヤミの実を持ち帰るかその詳細がわからないのよ……。』
「……誰も失いたくない…っ、サッチ兄も、エースも、親父様もっ…!」グスン
白:『香織…』
美樹:『ほら、しっかりしなさい。今からそんなんじゃダメじゃない…』
「だって……」ポロポロ
白:『よく話してくれた香織…』
M:『あぁ…。おかげで大事な家族を救う事が出来そうだよぃ…ありがとよぃ』ギュ
「マルコさんっ…」ボロボロ
白:『安心しなぁ。誰にも殺らせはしねぇ。俺もまだまだ長生きしてぇしな』グラララ
「親父様っ…」
白:『可愛い孫を抱くまでは死ねねーよ』ニヤリ
「…っ!親父様…」
M:『ククッ…こりゃあ頑張らなきゃねぃ?』
「もう!シリアスな話してたのに……」

美樹:『お節介かもしれないけど…力になれる事があれば言ってね?サポートするわ。ね、シャンクス』
S:『あぁ。アンタを失えば均等が崩れっちまう…。そうなりゃこの世界は……っ』
M:『赤髪……』
白:『はなっ垂れが…生意気に』


〜甲板〜
「元気でね…美樹」グスン
美樹:『バカね、何泣いてんのよ。またすぐ会えるわよ。手紙も書くわ』ギュ
「約束よ?わたしも書くから」ギュウ
美樹:『コイツをよろしくね、マルコ…。どうしようもない泣き虫だけど守ってあげて?』クス
M:『命に変えても必ず守ってみせるよぃ』
美樹:『頼もしいわね…それを聞いて安心したわ』
S:『そろそろ出港するぞ?』
美樹:『アイアイ キャプテン❤️』
S:『またなマルコ、香織』
M:『けっ…あまり拝みたくないツラだがな』ククッ
「もぉ、マルコさんったら……。シャンクスさんもお元気で。美樹をよろしくね」
S:『任せな✨』
\出港〜/
T:\またおいで〜美樹ちゃ〜ん❤️美味いもん作って待ってるからぁ/
A:\次来るときは旨い肉頼むぜ〜赤髪〜/
S:『アイツ等……』💧
美樹:『ふふ…相変わらずね』クスクス
(……あの二人を必ず守るわよ?勿論、親父様も…。)


白ひげ海賊団に待ち受ける事件を打ち明けた二人……。
無事に彼等を救うことが出来るでしょうか…。
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