#乃木メンッ!

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それを聞いた乃木は、
今度はルービックキューブの各面を眺めながら、
ノールックで生駒にパスを出した。












『ほらぁー、生駒じゃん』


生駒「いやいやあなたも大概だってばよっ」


若月「いや、2人ともだわ!…って、なんだ、
いこは自覚してんだ」













阿吽の呼吸で対応する生駒。



2人の長年の関係性が成すものだが、
それはまた別の機会に。









それはそうと、生駒の急カーブに若月は対応できず、
壁に真正面から突っ込む形となる。





事故、発生中。














生駒「てか、この人すごくない!?」


『なにが〜?』


生駒「ルービックキューブをノールックでっ!」


『あーこれー?』


若月「それな!
ルービックキューブで小指使う人はガチ勢だもんね」


西野「…わかも大概変わっとんで」



















事故は完全に無視され、
若月もその流れに逆らうことなく、
従って流されていく。







西野の心の声は誰にも届くことがなかった。








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