#インスタントラジオ

□#6
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衛「わたしヴァンパイア♪」


『自分、この曲初めて聞いた時から、
美彩だな〜って思ってた』


衛「どういうことよ笑」


『似合うじゃん』


衛「ヴァンパイアァ?」


『あ、今のかわいい』


衛「どこが笑」


『アァ』


衛「いやニッチだなぁ笑」


『え?え?え、え、え、』


衛「……ねぇ…やめなよ//笑」


『え、なにを?ん?』


衛「…くっそ……このやろぉ…//」


『かわいい』


衛「…はいはい//
3分で完成インスタントラジオのお時間です!」


『美彩はお姉さんだけど』


衛「…ほら、お姉ちゃん大事にしなさい?」


『いじわるしたい』


衛「おいこら笑」


『笑』


衛「おいこらこのがき笑」


『そう言いつつ嬉しそうじゃんいつも笑』


衛「ちょっと真夏と同じみたいな言い方やめてくれる?笑」


『真夏さん巻き添え笑』


衛「いいの笑」


『だって喜んでるじゃん笑』


衛「こーらっ」


『ダンボールに突き落としたい』


衛「だいじょぶかな、うちのマネージャー」


『笑』


衛「そんなニコニコしても許さないからねっ」


『ごめんねごめんね〜!』


衛「いや…古…笑」


『やめなさい?古いとか』


衛「反省しなさいよ笑」


『へへへ』


衛「…反省した?」


『ううん』


衛「ううんじゃない笑」


『笑笑』


衛「この人のがよっぽど小悪魔」


『えー』


衛「きみもヴァンパイアァ♪」


『かわいっ』


衛「…笑顔で人をいじめないの//」


『かわいすぎるぅぅぅ』


衛「…お便り読んでないんだけど///」


『いいやん?もう』


衛「マネージャーが言うことじゃないから!//」


『小悪魔より大悪魔がいいな』


衛「そういうことじゃないっ!」


『笑笑』


衛「もう…笑、お便り読ませるよ?」


『へ?』


衛「はい、ほら読んで」


『え、なんで?』


衛「美彩は許さないもん」


『かわ』


衛「そんなこと言っても許さないもん!!///」


『…どこが罰なの?』


衛「ふん、知らないっ」


『なんでこんなかわいさ積み上げてるの気づかないの』


衛「…//、ファンの人に、美彩にお便り読まれなかったーって怒られればいいんだーっ」


『………』


衛「………こっち見つめてもだめ//」


『それはまずい…』


衛「苦しめ〜」


『…数の暴力だぁぁ…』


衛「美彩をいじめるから悪い」


『…ごめんなさい』


衛「反省した?」


『………………した』


衛「なに今の間は笑」


『…はぁ……した』


衛「絶対してないっ!はいもう読むの決定ー」


『反省した!しました!!』


衛「もう時間切れですー、読んでくださいー」


『ごめんねってばぁ…』


衛「だーめ笑、よんで?」


『…』


衛「…おねがい?」


『………』


衛「…だめ…?」


『……ファンの皆様!これは美彩に言われて渋々読みますからねっ!!』


衛「笑笑」


『マネージャーである以前にわたくしもちろん、衛藤美彩の大ファンですからね!!
ファンの皆様わかりますよね!!!
美彩にそこまで言われたら断れませんよね!!!!』


衛「…もうずるい…//」


『ラジオネーム、』


衛「…ふぅ……はい」


『ため息やめて』


衛「もうよめよぉ!!」


『笑笑』


衛「はぁもぉ…疲れちゃうわ」


『………』


衛「……うそ!!楽しいよ!!!
とっても楽しい!!!大好きだよ!!!!」


『へへ』


衛「どっちがマネージャーだか…笑」


『出たよーーー!!!』


衛「なにが!!」


『、さん、』


衛「クセ強すぎか!ラジオネーム!!笑」


『美彩しゃま、』


衛「…やばいメール引いた……笑」


『この下僕、』


衛「…はい」


『めっちゃ引いてるやん』


衛「…ソンナコトナイ」


『毎日一生懸命に働いているのですが、』


衛「あ、意外とちゃんとしてる人だった」


『このたび、有休消化しまして、
なんと5連休をいただきました』


衛「お!おめでとぉ!!」


『ですが、過ごす相手もいなければ、』


衛「お、おう…笑」


『誘われる予定も誘う予定もなく、』


衛「誘うのはがんばれ笑」


『有給だから平日なんじゃない?』


衛「あー…なるほど?」


『5連休ずっと寝ることになりました』


衛「笑、まぁ…笑」


『このままでいいのでしょうかこのままではわたしはニートはまだしも何にもしないクッッッソニートになってしまいます美彩しゃんこの下僕に何かやることくらさい』


衛「笑笑笑笑」


『?』


衛「まって…笑、最後の勢いがなに!?笑笑」


『ちょっと先輩、おもしろいとこないよ』


衛「だって淡々と読むから…笑笑」


『んー…』


衛「いまいちなの?笑笑」


『んー……』


衛「なんで選んだの笑笑」


『家では爆笑したんですけどね』


衛「笑ってんじゃん笑笑」


『なんかやることくださいって』


衛「えぇ…?笑、いろいろあるじゃん笑」


『美彩さん、1人なんとか、いけるタイプ?』


衛「あー…んー…私はねぇ…
誘っちゃうかも」


『意外と1人が寂しいタイプ?』


衛「…そうだね、どうせなら誰かと楽しみたいかな」


『でもなんかそんな感じするね』


衛「…なに初めて知ったみたいなリアクションしてんの笑」


『そうなんだぁー知らなかったぁぁぁ!!』


衛「ねぇ…ちょっと…」


『ふふ』


衛「わかってやってるでしょ」


『んー?なにがー?わかんないなー』


衛「…罰として今日一緒にごはんだから」


『…罰じゃねぇなぁ…笑』


衛「おこだぞ」


『…うちマネージャー向いとらんかもしらんね、』


衛「え?」


『このラジオするたびにメンバー怒らせてごはん一緒にいってる』


衛「…でも怒った後一緒にご飯してるでしょ?」


『うん、』


衛「…そゆこと♪」


『わからんやん?』


衛「ごはんしてー話すだけでー
不機嫌取り除けるなんてーすごいと思いませんかー」


『……』


衛「……」


『………』


衛「………」


『ふへっ』


衛「放送事故なるわ笑」


『…じゃあ最後に美彩、このお手紙くれた人をご飯にさそったげて』


衛「こーら!一歩も出ないなんてお姉さん許さないぞっ」


衛「…美味しいご飯作って、美彩に食べさせて?」








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