アンジェリーク
□過去拍手御礼
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今日は週に一度のワタシとアンジェの二人だけのお茶会。
もうこれは女王候補時代からやってること。
(ワタシが強引に誘ったんだけどね)
自然とできた約束。
「アンジェ、もう身体の方大丈夫みたいだね」
ここでは、「陛下」なんて敬称は使わない。
女王と補佐官という関係じゃなくて、親友に戻る。
ワタシの何よりも幸福な時間。
「心配かけてごめんね、レイチェル。エンジュが頑張ってくれてるし、守護聖も揃ったし…、今とても楽なのよ」
「…そ、よかった」
ワタシの大好きな大好きな笑顔でふわりと微笑むアンジェ。
「いつもありがとう、レイチェル。…大好きよ」
二人だけのお茶会。
二人だけの場所。
二人だけの会話。
ああ、今ワタシは最高に幸福。
「ワタシもアンジェのコト、大好きだよ」
END
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