記念小説
□嫉妬心 続編
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今年度も天てれの撮影が終わり、俺と梨生奈は打ち上げをすることにした
天てれが終わっても俺ら二人は他の仕事があって来週から 会えない日が続くこともあって、今日だけは二人で過ごすことにした
梨『遼希…
ごめんね。私のワガママに付き合わせちゃってさ』
遼『なんで謝るんだよ。俺も今日は梨生奈と二人で過ごしたかったし…逆に感謝しないと』
梨『本当?良かったぁ』
そう言って梨生奈はいつものように笑う
俺はそれを見て安心した
今日もいつもの梨生奈で良かったって
だって
梨生奈の悲しい顔なんか見たくないから
梨『遼希…?どうしたの?顔真っ赤だよ!!!大丈夫…?』
遼『だ、大丈夫!!!!!心配するなって!!!』
梨『でも…』
遼『ほら、早く食べないと冷えちゃうぞ!!!』
そう言って照れ隠しをして話をそらした
俺のいけない癖
いつだってそうだ
好きという言葉さえも言えない弱虫
いつだって梨生奈から言ってくれていた
俺はみっともないやつだ