storys
□kokoro
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拓巳は笑っていた
多分冗談だって思ったんだと思う
でも俺は真面目だった
次第に拓巳も嘘じゃないって思ったのか
拓『本当に僕でいいの?』
と質問をしてきた
俺の答えはただ一つ
一『あったり前じゃん!!!』
それから 俺たちは団長に相談に行き、先生も紹介してくれた
”中学一年生が漫才やるのって意味があるのかね?“
分かっていた
そう思われていることは
でも実際 口に出して言われたらショックが大きすぎた
しかも4日後にネタを披露なんて・・・
どうしよう
『どうしたの?ため息なんて一磨らしくないね』
一『なんだ千帆か‐』
気づくと心配そうな顔をした千帆がいた
千『”なんだー“はなくない?心配してるのにさー』
一『いや・・・ごめん』
千『真面目に謝らないでよっー!!!気が狂うじゃん』
一『千帆が傷ついたかなと思ってさー』
千『何よそれ!!』
一『ごめんー』
千『一磨謝ってばかり!!』
一『ごめん』