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□ミニミニ☆パニック
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「お、スマン。つい………じゃねぇーー!!どこの世界にここまで縮む奴がいるんだ?!」

「死神だから何でもアリかと思って」

「んな訳あるかぁーーー!!!!!」

「ふごっ!!!」


今度は回し蹴りを喰らわせた。


「耳かっぽじってよく聞け!これはな、松本にやられたんだ」


小さな胸を大きく反らせ言う日番谷の姿は勇ましいのだが(でも体長は10センチ)言っている内容は何とも情けないものだった。


「へ、へぇー…で、何でオレのところへ来たんだ??」

「そっ、それはだな…」

「??」


黒崎にしてみれば素朴な疑問だったのだが、問われた日番谷は何故か頬を紅く染め言い難そうにしている。


「あ、ああああああのな、くく黒崎」

「お、おぅ」


日番谷の尋常でない雰囲気に黒崎も思わず身構えてしまう。


「その…………………オレとキスしてくれないか?」

「え?何??」

「…………キスして……」

「え?聞こえない。何してくれって?」

「だぁああからー、オレとキスしろっ言ってんだ!!!!」


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