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□ミニミニ☆パニック
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「なぁ〜んだ、言い難そうにするからどんな事かと思えばキスかよ。キスくらい………………………って、ええぇぇぇえええ〜〜〜???!!!キスって、えええぇぇええぇぇぇ〜〜〜っっ???!!!」
黒崎一護、見事なノリツッコミだった。
「ぅわっ!暴れるな!!」
黒崎がバタバタと暴れるため、10センチの日番谷はベッドから放り投げられそうになる。必死で毛布にしがみつきながら日番谷は叫んだ。
「あ、悪りぃー大丈夫か?」
日番谷の様子に気付き慌てて暴れるのを止めた黒崎はそっと指を伸ばし日番谷の身体を起こすのを助ける。
「んで、何でキス??」
「そ、それはだな……松本が言うには元に戻るには男とキスしないと駄目ならしい」
「で、オレ??」
コク、と日番谷は頷く。
「…済まない。他に頼める奴が居なかったんだ」
「……確かに」
今現時点で日番谷が頼める人物といえば、阿散井、斑目、綾瀬川といったところなのだろうが、皆それぞれに一癖も二癖もある人物で。確かに頼むのは恐ろしい。否、自分なら絶対嫌だ、と黒崎は思った。
「……いいぜ」
「え。本当か?」
「ああ。困ってる時はお互い様だしな」