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□ミニミニ☆パニック
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「……………へ?」
一方、黒崎は遊子が晩御飯に呼びに来るまでその場で固まっていたのだった。
“嫌じゃない”ってどーゆー意味なんだ??
数日後
「う〜〜〜ん……」
「あ、乱菊さん」
黒崎は眉間に皺を寄せ何やら悩んでいる様子の松本にばったり出会った。
「アラ。黒崎じゃない」
「どーしたんすか?深刻そうに考え込んでるみたいっすけど」
「それがね……あ、ねぇ黒崎、黒崎は隊長の好きな人が誰だか知らないかしら?」
「隊長って……冬獅郎??」
「そうよ」
他に誰がいるのよ、と松本が言う。
「へ…え…?冬獅郎好きな奴いるんすか?」
――ズキン
黒崎は何故か自分の胸の奥が痛むのを感じる。
「それがいるらしいのよ」
「らしいって、本人から聞いたんですか?」
「あの隊長が言う訳ないじゃないの。この間ね、隊長にちょっとした悪戯で小さくなる薬を飲ませたんだけど…」
「ああ…」
(あの時の……)
「隊長そのままどっか行ったと思ったら、戻って来た時元に戻ってたのよ。だから絶対好きな人がいる筈なのに頑として教えてくれないのよ〜」
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