NOVEL2

□僕が一緒に居てあげる
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寮にくる手紙や荷物は、全員が集まることができる食堂に一度集められ、そこから各々が自分に届けられたものを部屋へと持ち帰る。



土曜日。

この日もいつものように、郵便局員は手紙や荷物を置いていった。

そして夜の食堂でようやく自分に届けられた手紙を発見した(他の手紙に埋もれていたのだ)(というか春市に言われて初めて気付いたのだけれど)沢村栄純は自分宛の珍しい手紙を手に取った。






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