Sodapop

□これってデスティニー
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カンカンカンカンッ

金属が打ち付け合う音が響く中、梁の上を伝って進む。
この無骨な木片の骨組みが、やがて人の住まう場所となる。暖となる。不思議なものだ。
頭に被ったタオルをほどき、頬を伝う汗を拭う。


「あっ…危ねェ!!」


すぐ横で先輩がバランスを崩し、肩に担いでいた角材が大きく傾いた。
即座に目下を見れば、そこには人影。
考えるより早く梁を飛び降りた。


「!?」


真下の通行人は目を見開き、角材は鈍い音を響かせた。


『これってデスティニー』



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