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□Uno ricetta di angelo 〜天使の作り方〜 その3 *
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時間は遡って………
綱吉は絶句した。
ビアンキに連れて来られた店は、女性用ランジェリ専門店だったのだ。
マネキンに着せられた色とりどりのそれらは、皆本当に下着なのかと思うほど、
キラキラで
ひらひらで
スケスケで
(うわわわわ…)
いくら今は女性の体であるとはいえ、20年以上男性として生きてきた綱吉は、顔中真っ赤になってしまった。
恥ずかしい。
「ここで買いたいものがあるの……あなたにね。」
「え!!こ、ここって!?て、俺にぃぃ!?」
女性になってからも、胸が小さかった綱吉は、ずっとこれまで使っていた下着をそのままつけていたのだ。
冗談じゃない。
見ているだけで恥ずかしくなるような下着を、よもや自分が身につけるなど。
ハンガーにかけられているそれらを物色しているビアンキからそーっと離れ、くるりと後ろを向いてこの場を去ろうとすると
驚くべき早さで回りこんだ(さすが殺し屋)ビアンキが、
ハンガーと溶解桜餅を手に、ニッコリと笑っていたのだった……
「まずはこれ、試着してみなさい!」
「ぎゃーーー!イヤーーー!」
バタン!と、目の前で試着室のドアは無情にも閉まる。
逃げ道は、閉ざされた。
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