CLAP

□冬と春
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「そういえば何で最近居なかったんだ?」




ふと頭を過ぎった疑問を投げ掛けてみると…



驚きと焦りの混ざった面持ちで俺を見る。


「えと……怒りません?」

「は?……内容によるな。」

「…じゃぁ止めます。」

「何だよ!怒らねぇから言ってみろ!」

「本当ですかぁ?

実は…此処に来てばっかだったから書類が溜まっちゃって…。
流石に先輩に怒られたので昨日までやってたんです…。」




…確かに勤務時間だったな…。

まぁ…仕事より優先して想ってくれてた、って事に悪い気はしねぇな…。


罰が悪そうな表情で告げるお前が可愛くて怒る気は起きなかった。



「…ったく。お前の先輩も大変だな。」



「本当乱菊先輩ってば『仕事やれ』じゃなくて『女の武器を使って誰かにやらせれば良いじゃない』なんて言うんですよ〜?」


「何言ってやがんだ…的が外れて……」


ん?こいつ今何つった?


「おい…今何て言った?」


「え?…『女の武器を…』」
「その前!!」

「…乱菊先輩が…」
「松本…だと?お前まさか…」

「えっ!!?はい…十番隊所属ですけど…。」




「松本ーーーーーーー!!!」





これからは席官以外の隊員もきちんと見よう…

そう心の中で思った。




《今度こそEND》





拍手小説移しました〜。
コメントは拍手のままで失礼します。

春ですねぇ…。
管理人はこの季節が好きです。
暑過ぎず寒過ぎず。
とっても過ごしやすい…。
若干花粉症とか厄介なものにかかってるけど…でも好き。

今回は日番谷君もヒロインもキザったらしい感じで申し訳無いんですけど…

読んで下さり有難うございました。
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