CLAP

□哀恋
2ページ/2ページ

書類を書き始めて30分が経つ。




(ふぅ。終わった。
…隊長…まだ書類溜まってるし…手伝わなきゃ。)



チラリと貴方を見てみれば



相変わらず書類を物凄い早さで終わらせていく。




顔色は余り良くないように思える。



(…お茶…入れるか。)




邪魔をしないように静かに給湯室に向かい

お茶を2つ入れ、お茶請けを2つ用意する。




再び隊主室へと入ろうとした時




「あ……この霊圧は……。」




トントン…



「失礼致します。」



「あっ!お邪魔してます!」



「はい。こんにちは…


……雛森副隊長……。」



やっぱり…。



「あっ…お茶どうぞ。
雛森副隊長の霊圧感じたんでお2つご用意しました。

日番谷隊長も少し休憩して下さい。」




本当は自分のだったものを譲り、机に置く。



「有難う!」
「あぁ。有難う。」




…貴方はまた笑顔を私に見せる。




「日番谷君、明日の事なんだけど…。」



…だけど……




「あぁ…何処行きたい?」




…すぐにそれは幼馴染み……



「日番谷君となら何処でも…。」




…兼、彼女の雛森副隊長へと向けられる…




「隊長…これ書類です。」




「おっ!流石に早いな。」




「いえ…。では昼休憩に行ってきます。
どうぞごゆっくり。」




ちゃんと笑顔が作れただろうか?




彼はあの人の彼女で



そんな事は痛い程分かっている…




だから良いんだ…




ただ…





貴方の笑顔が見られれば…





例えそれが




恋人としてでなくても…




私は貴方の為に笑顔で居続けます。






拍手御礼が悲恋で良いのか?
ってゆう拍手お礼でした。
チョット…いやかなり悲しくなるので名前変換なしで。

最後めちゃ暗い子になってる…(汗
すみません!
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ