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□十五夜
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玲瓏と光を灯す月
今宵は中秋の名月
『十五夜』
罪子「極卒!!早く団子を持ってきなさい!!!」
極卒「今行くであります!!」
今日も忙しげに働くのは偉大なる極卒司令であります
ロマンス「ほら…豆卒、団子」
豆卒「くぅくぃいー」
そう言ってロマンスさんが渡してくれたのは司令特製の白くてもちもちのお団子さんであります
このお団子で、あさき家はお月見なのであります
罪子「極卒っ!!お茶!!」
極卒「ぐぅい!たっただいま!!」
ロマンス「あっちも大変そうだなぁ…」
豆卒「くぅくぅーいー」
でも忙しい中でも着実に任務をこなす司令は格好良いであります
いつもより三倍増(豆卒比)の格好良さであります
ロマンス「…そうか…(妻に尻に敷かれた主夫って感じだけど…)」
罪子「何してんの!?私は熱いお茶が飲みたいの!!!」
極卒「ぐぅぐぃい…麦茶で我慢して欲しいであります…」
そうした会話を続けて五分後
用意は整ったであります
豆卒「くぅくいー…」
ロマンス「本当に綺麗だなぁ…」
夜空を飾るのは
まさに名月に相応しい
まんまるお月様であります
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