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□拍手小説
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「ねぇ…チェスター…」
夕焼け空の下、一人クレス達と離れてぼーっと歩く俺へとアーチェは歩み寄って来た
「なんだよ」
どうしてもコイツを見ると何故だか素っ気なく返してしまう
そんな俺を見てムッとしたのかアーチェはまた俺の勘に触る様な事を言って、俺もそれに言い返して…
そしていつの間にか喧嘩
アーチェが「アンタなんか知らないわよ!」とぷいとそっぽを向いた後クレス達の輪の中に戻って行く
そうした後、気付く
そういやアイツ何かを俺に話に来たんじゃなかったか…?
そうしてうんと一日聞くかどうか悩んだ後意を決してアーチェに歩み寄る
「なぁ…アーチェ…」
そしてまた喧嘩をする
ただ一言『あの時何を言おうとしたの』と聞くだけなのに
どうしてもコイツだと素直になれないのだ
チェスアー…?
by斗葉
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