long虹争奪戦

□休日
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『…ふぁ〜っ』



蜜柑は大きく口を広げ、欠伸をする




南「お、美少女おねむかい?」



『あ、おはようございます南次郎さん。……って朝っぱらから甘いものよく食べられますね…』



南次郎はまんじゅうを食べていた



南「蜜柑ちゃんも食べるかい?」



『…遠慮しときます』



南「…ん?どうした、そんなお洒落して…。!まさか彼氏か!?」



『はへ…!?そんな訳ないですよ…!!』




南「ほんとかな〜?」




南次郎は怪しーと蜜柑を見た




『倫子さーん…!!』




蜜柑は倫子に助けを求めた




倫「蜜柑ちゃんは神奈川へ行くのよ」




南「?なんでぇ」



『友人に会いに行くんですよ』



南「よし!俺が神奈川まで送ってやるよ!!」



『えぇ!?』



倫「そうね、そのほうがいいわ」



『そんな…悪いですし…』



南「大丈夫だ、どうせ出かけるしな」



『…ならお願いします』



南「ならリョーマを起こしにいかねーとな」



『?リョーマも出かけるんですか?』




南「ああ」









































『あ、ここでいいです』



リョ「蜜柑どこいくの?」




『遊びに行ってくる』



リョ「…は?……オレてっきり蜜柑も一緒に行動すると思ってたんだけど」



リョーマは蜜柑が車から降りた瞬間、不機嫌になった




『ごめんね、リョーマ。ま、私じゃない女の子いるからそっちのほうがいいでしょ』



リョ「いや…蜜柑のほうが」




『じゃーねー』




リョ「………にゃろう」






































『あ…』




「蜜柑!!」




『京子!!』



京「会いたかったよ…!!」



京子は蜜柑をぎゅっと抱き締める




『ぐ…ぐるじい』



京「いきなり消えちゃって心配したんだからね…っ」



『!』



京「何も言わずに行かないでよ…」



『…うん、…ごめんね。……それで今日"会いたい"ってメールしてきた理由は…?』




京「…お兄ちゃんが、また隠し事してるの…」



『?』



京「前は相撲大会だぁ!!って燃えてたのに、今はテニス大会にでるんだぁ!!って意気込んでるの…。おかしいでしょ?」



『!?』




京「それで蜜柑なら何か知ってるかなって思って相談したの…。蜜柑、何か知らない…?」




『……転校してからはお兄さん達の動きは私には分からないんだ…。逆に知りたいぐらいなんだよ、畜生。 だけど、一つだけ共通点はあるの』



京「?」



『ツナ達が何を考えているのかは全然分からないけど、テニスの大会に…頂点を目指しにいってるってのは一緒なんだ』



京「…!確かにツナ君達最近いきなり大会に出場して優勝して、去年一昨年の全国大会優勝校倒して、"オレ達は頂点へ行く。大切なものを取り戻す"っていってた…。でも、またなんでいきなり…」



『それがわかったら私も苦労しないんだよねー…』



京「そっか…。…ありがとう話聞いてくれて」



『いいよ、私も隠し事してごめんね…』



京「ほんとだよーテニスしてたんなら言ってくれればいいのにー」



『あー…うん、ごめんよ』



京「次の関東大会だっけ?出るんでしょ?」



『うん』



京「応援しに行くからまっといてね!!」



『え…!京子来るの?』



京「お兄ちゃんを理由は分からないにしろ夢中にさせてるテニスなら、私は応援しなきゃいけないから」



京子は満面の笑みを浮かべる




『(立派だなぁ)』



京「そうだ蜜柑!!リストバンドとかいるでしょ?」



『…そういえば最近ボロボロになってきたような気がする』



京「なら買いに行こ!!今日一応ショッピングに誘おうと思ったし!!」



『うん』




その後、蜜柑と京子はお揃いのリストバンドを買い、2人でショッピングを楽しんだのだった































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