long虹争奪戦
□校内ランキング戦
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『………なんか外騒がしくない?』
桃「だな。一体どこのどいつがあばれてんだぁー?」
「おい、ちょっと来てみろよ!おもしれぇぞ!バスケ部2年と謎の1年がフリースロー対決やってるらしいぜ!!」
『………………………』
「………………………」
蜜柑と桃は顔を見合わせた
『なーんか、身内な気がするんだけど…………』
桃「奇遇だな。俺もだ。ちょっくら行ってみっか!」
『………………あー……やっぱり……』
桃「越前じゃねーか」
二人はバスケ部の人と変わったフリースローをする身内の姿を発見した
『リョーマはテニスボールでフリースローか……なかなか面白いけど、なんでこんなことに…』
桃「ま!大方ハゲが挑発したんだろうよ」
『あ……リョーマが下がりだした』
桃「テニスの位置まで下がるんだろうよ」
『ああ…なるほど』
桃「おいおい越前、どこまでさがんだよ?」
するとリョーマが二人に気づき、少し笑みを浮かべた
桃「その辺がテニスの距離…だよな、越前」
『私のラケットでいい?』
蜜柑はリョーマにラケットを渡した
リョ「サンキュー蜜柑」
そこからリョーマは普通にサーブを放った
「こいつが噂のテニス部1年レギュラーか!!」
「す、すごい…ネットに全く触れずに通過させた」
バスケ部たちは皆口をあんぐりと開けて驚いていた
リョ「ねえ、先輩……言っちゃ悪いけど…まだまだだね」