long虹争奪戦

□Aブロック
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[ゲームセットウォンバイ菊丸先輩6−0!!]





菊「ぶいぶいびーーーっ」






荒「ちくしょーー今日の菊丸先輩ノリノリじゃねーか」




池「きれいに完敗したなー荒井」



荒「うるせぇ、俺達のレギュラー獲りはいつになるんだろ、まったく」




池「ほんとほんと」








乾「……………」











































関東大会のレギュラーを決めるべく行われた





6月期の校内ランキング戦ーー





元レギュラー陣が強さをみせつけ順当に勝ち



新レギュラーの座を次々に決めていった





































大「ふんっ!!」






リョ「(大石副部長…何てしつこさだ)」







『(ラリー長いなぁー…リョーマも珍しく汗だらだらだな)』










そのとき、リョーマが打ったボールがネットにあたり、大石のコートへと入った




















大「!(3年生の先輩としてーーーそう簡単に1年に負けてたまるか!!)」




大石は何とか打ち返した







大「届くのか!?」






そのボールをリョーマはとろうとしたが







大「えっスルーした!?」









『アウト…』







リョーマはアウトと見切ってボールを見逃したのだった











『ゲームセットウォンバイ越前6−3!!』








カ「やったぁリョーマ君!」




カ「これで全勝また、レギュラーだ!」




大「ふう…やはり強いな越前、負けたよ」




『大石先輩もなんとか1敗で何とかレギュラー守れましたね』




大「あははー」


























































































カ「やっぱすごいねリョーマ君は」




カ「おめでとう、Dブロック1位通過だよ」




堀「他のブロックも順当にレギュラーの先輩が勝ち上がってるぜ」




リョ「ふーん」





堀「でも問題はAブロックだよなあ…手塚部長に桃城先輩、それかレギュラー落ちしていたとはいえ乾先輩だもんな。きっと三つ巴であばれてるぜ!おい待てよ聞ーてんのかよ越前っ!?」





するとそれまで歩いていたリョーマと蜜柑はピタッと足を止めた














カ「あっ!?桃先輩が…………負けてる」





『……桃ちゃんが……………レギュラー落ち』





カ「ウッソー!!」





カ「あのJr選抜の千石さん相手に勝った桃先輩が、乾先輩に2ゲームしか獲れず負けるなんて」




堀「何故…」







カ「あ、もしかしてあの時の左足のケイレンの影響がまだ…」







不「ううん…桃のコンディションは万全だったよ。それにケイレンなら蜜柑の対処がよかったから、治ったしね」






堀「ふ、不二先輩」




不「その桃を押さえ込んだ。乾が凄かったんじゃないかな。この2ヶ月間地区予選・都大会とただ敵校のデータを収集して、ボク達をサポートしてただけじゃないって事」




「え……?」




海「(俺たちのデータも収集してやがったのか)…けっ」











竜「どーだい?2ヶ月間後ろからじっくりデータ分析されてた気分は?」







『あーあ、霰雨ばれちゃったかー、乾先輩には効かないかなーあははー』




「「「「「「「(笑い事じゃないし、霰雨はそうそう攻略できないし)」」」」」」」















井「す、すごいぞ芝!!記事になる記事になるぞぉ!!」





芝「同じ学校内でこんなにもし烈な戦いがあるなんて…」





































乾「データは集まった。今回こそは勝たせてもらうよ手塚」













[ザ・ベスト・オブ・1セットマッチ乾サービス…プレイ!!]






































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