long虹争奪戦
□仲間入り
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手「今日、レギュラー陣にはボールを打てる範囲を限定しての、
ラリー対決を行ってもらう。」
レギュラー陣は練習開始した。
『スミレちゃーん…。』
竜「お、蜜柑来たか。」
『スミレちゃん、S4ってのあるの知ってたなら早く言ってよー…。』
竜「ははは、すまんのう。
あいつらから言わせた方が入りやすいかと思っての。」
『(たしかに、あのリョーマに言われたらなー…。
先輩もかわいかったし…。)
でもさ、私2年間テニスしてないよ?素振りはしてたけど…。』
ス「まあ、体で感覚は覚えてるじゃろう。心配はせんでいい。」
『…そうなんだけど……。』
ス「まあ、マネージャーと選手としてよろしくな。」
『…マネージャーしながら練習…?』
ス「大丈夫じゃ、お前さんはレギュラーだけのマネージャーじゃ。」
『え、他の人は…?』
ス「もう一人、マネージャーを頼んでおいた。」
『え?』
[ガラ]
ちょうどその時、ドアが開いた。
ス「お、いいタイミングだね。」
『?』
蜜柑はドアの方を向こうとしたのだが、
[だきっ]
『うぉっ!!』
後ろから抱きつかれて向けれなかった。
『な、なに!?』
「蜜柑ー!!!!!!」
蜜柑はその声に聞き覚えがあった。
『…もしかして……柚奈…?』
柚「そうだよ!!」
『久しぶり。』
柚「ほんと、久しぶり!!!!
…蜜柑、……もう、大丈夫なの…?」
柚奈は急に真剣な顔をした。
『…うん。 もうあの頃の私とは違うよ。』
柚「…ならよかったー!!」
ス「お取り込み中わるいが、今から自分たちの自己紹介も兼ねて、都大会について発表しにいくぞ。」
柚「『はーい。』」
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