long虹争奪戦

□無敵の男はいい踏み台
2ページ/2ページ
















大「1ポイント返しはしたけど、二度通用する手じゃない」



菊「ピンチなのは変わらないって事か……」




桃「(骨を断たれて肉切ってどーすんだよ。……だがしかし、お前らしーな)」












ワアァァァ









リョ「ウ・ソ・つ・き」





亜「チッ(あの小僧…[勝敗]よりも[勝負]に賭けやがって)
最高じゃねーーの!!」




亜久津がサーブを放つとリョーマは一気に前へ走り出た





柚「また前へ!?今度は何をする気!?」





乾「そうだ!ボールを拾いさえすれば、攻撃できてしまう亜久津に対し、リターンは唯一攻撃できるチャンス……………いける!」





不「越前…もうマスターしたんだ。裕太のアレを…」





柚「超ライジング!リターンエースを狙った…!?」



『リョーマいつの間に………(……日々、知らないうちに人は成長していってるんだ…)』




「何て1年だっ!!」




カ「そっかこうやってエースを獲れば……」




柚「決まった!右コーナーの隅!!!!」





カ・カ・堀「やったぁー!!」





リョ「!」






鋭いところに入ったコースかと思いきや、亜久津はボールの元へともぐり込んだ






柚「あ、亜久津がどうして!?」






伴「(残念ですが、今の亜久津君は止められませんよ)」




すると亜久津はリョーマが動くところを見て、ボールを反対側へと打った





亜「俺からエース!?笑わせるなよ」






『だめだ!!完全にリョーマの逆をつかれた!!』





するとリョーマは、一歩足を踏み出したかと思うと、華麗に方向転換し、ボールに向かって思いっきり飛び、そして






リョ「(オヤジ…強くなりたい!)おおおおおーっ!!」




渾身の力を込め、ボールを亜久津の反応できない死角へと打ち返した






その光景に誰もが一瞬静まった








伴「(おお、まさしく今の動きは……)」




千「…ひゅー……」






カ「た、たとえどんな不利でも…リョーマ君なら何とかしてくれる気がするんだ」






壇「…………」










伴「今、確信しました。竜崎先生あの子は………サムライ南次郎の血縁のものでは…」






竜「おや、伴爺今頃気づいたのかい」













『………流石リョーマ、期待を裏切らない。面白くなってきた』
















亜「ククク…」




リョ「へへ…」




亜「フフフ…」






リョ・亜「ハッハッハァーーー!!」






リョ「アンタはいい踏み台になるよ」




亜「ぶっ潰す」










『……踏み台ってどうよ…』































前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ