海南

□肝試しやろうぜ!海南's
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清「む、武藤さん。もうリタイアしましょう!」

武「馬鹿野郎!このまま手ぶらで帰ってみろ。どんな罰ゲームが待ってるか分かったもんじゃねーぞ。」

清「それはそうっすけど…うわっ!墓地出てきた!!」




海南バスケ部は夏の風物詩、肝試しを実行中。

事の始まりは清田の何気ない一言からだった。





清「あー。あつー…何か涼しくなることってないっすかね?」

神「それなら肝試しはどう?」

清「いいっすね!どうせならみんなでやりましょうよ!」







てなわけで…



武「おい。清田!仕掛けとかあんのか?」

清「知らないっすよ。全部神さんがやってくれるって…


ぎゃぁっっ!!!!!」

武「止めろ!いきなり脅かすなっ!!」

清「だって前…ほらっ、あの光り…」

武「なんだよ、なんだよ…」


ビビる清田に蚊の鳴くような声の武藤。


明かりはだんだんと近づいてくる。


清「ヤバいっすよ!!逃げましょうよ。」

武「い、今更、ににに、逃げられるかっ
きっと神が仕掛けた悪戯だ。」




すると、パッと消える光。



清「武藤さん〜。」

武「ははは。ほらなっ、何かの悪戯だろ。」




また歩み出した2人。

次の瞬間…





パッ!!!!!




清・武「ぎゃあぁぁあぁっ!」









──────────────



宮「あれっ。だだだ誰かいたみたいだよ。牧!」

牧「あの声は清田と武藤じゃないか?
奴ら、案外怖がりなんだな。」









あとがき

牧さん…あなた、ものの見事にやってくれますね。
牧さんより高砂のが怖そうですが。

出発する前に「お化けなんて怖くねー」なんて言っているだろう武藤にお仕置きです(笑)
清田も武藤に便乗しちゃってそうなので、ダブルでお仕置きです(笑)

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