Gift 執筆
□突撃海南トリオ!
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清「うわぁー。ここが牧さんちですか。」
神「素敵な家ですね。」
牧「まぁな。」←ちょっと誇らしげ
てなわけで今日は牧家に訪問です。
事の始まりは………
清「牧さんっ!!俺、牧さんの家行ってみたいっす!!!」
牧「いきなり何だ?!」
清「武藤さんが喋ってたんですよ。牧の家はでかいぞー。とか、牧のお母さんの料理はうまいぞー。とか!
ってなわけで遊びに行かせてください!」
神「それなら俺も聞きましたよ。
あんな綺麗なお母さんからよく、生まれてきたよな。どっかで入れ間違ったんじゃないのか?ってなことも言ってましたね(にこっ)」
牧「なっ…」
清(武藤さん御愁傷様です。さすが神さん…)
神「ちなみに俺も牧さんの家行きたいです。」
─────────
というわけで来ました。
牧さん家!!!!
清「ガーデニングすごいっすね!!なんすかこの植物?」
牧「それはハーブだ。おふくろが育ててる。」
神「いい薫りですね。」
中に入ろうとすると、女の人の声が。
「あら。紳ちゃん、おかえりなさい。
それと初めまして。神くんと清田くんね。2人のお話はよく紳ちゃんから聞いてるわ。」
にこりと微笑みながら、中へ招き入れる女性。
淑女という言葉は、この人のためにあるようなものだ。
清「あの…牧さん、もしかして…」
牧「おふくろだ。」
清・神「?!」
清「は、初めましてっ!
いつも牧さんにお世話になってます。1年の清田信長です。」
神「初めまして。
2年の神宗一郎です。」
清(超、綺麗じゃないっすかっ。牧さん、羨ましいっ!!美人で若い。
てか、紳ちゃんって…ぷふっ)
神(武藤さんが言ったことは確かだな…どうやったら、このお母さんから牧さんが生まれてくるんだろう?宇宙の神秘だね。
紳ちゃんって呼ばれてる牧さん…笑)
牧(む…こいつら、絶対何か考えてるな。)
そんなこんなでお家の中へ。
牧さんのお部屋。
清「失礼しまーす。おおっ!綺麗っすね。シンプルなのが牧さんらしいっす!」
神「すっきりさっぱりしてますね。」
清「あっ!ベランダから海が見えますよ。神さんっ神さん!!」
神「綺麗だね。」
清「こんな場にはサーフボードがっ!」
神「のぶ、牧さんはサーファーなんだよ。」
清「うへぇ。マジっすか。」
牧「そんなに騒いで、小学生か…
お茶持ってくるから静かに待ってろ。」
清「はいっ!(敬礼)」
神「ありがとうございます。」
牧が出ていったのを確認し、ベッドの下などをあさりだす神。
清「神さん?!何してんすか!!」
神「しっ!
牧さんも男だからさ。本やDVDを隠し持ってるかと思ってね。」
清「牧さんはそんなもん持ってないですよ。俺は信じます。」
結局──…
神「うーん。ないなぁ。」
清「ほらっ!やっぱり!!(よかったー)」
神(牧さんウブだからなぁ。)
ガチャ
牧「ほら。お茶と菓子持ってきたぞ。」
神「ありがとうございます。」
清「うわ〜。うまそうっすね!!」
牧「おふくろの作ったケーキなんだが、口に合うかな?」
清「うまっ!!俺の母ちゃんはこんなの作れないっすよ。」
神「さすが、素敵な御婦人が作っただけありますね。」
牧「神、おまえ人の母親に手を出すなよ。」
神「そんな馬鹿なことしませんよ(にっこり)」
清(神さんならやりかねないと思うのは俺だけか…?)
それから、バスケのことを話したり、雑談したり、夕飯を食べたりして3人は楽しい時間を過ごしました。
清「今日はお邪魔しました。牧さんママの手料理めっちゃ美味かったっす!ありがとうございました。」
神「今日はお世話になりました。色々とごちそうさまです。」
牧「また明日な。」
神「牧さん、今日のお礼にお土産置いておきましたから。」
牧「は?土産??」
神「では、失礼します。」
清「失礼します!」
牧「お、おいっ!神!!(あ…帰っちまった。)」
おずおずと部屋へ戻ると、何やらベッドの下から黒い袋が見えている…
牧(怪しいが、とりあえず開けてみよう…)
ガサゴソ
────
清「神さん、お土産なんてあったんすね。気付きませんでしたよ。」
神「あぁ、あれはね…秘密。」
清「?!」
────
牧が手にしているのは
真夜中ナース特集と書かれたDVD。
牧「なんじゃこりゃっ?!?!」
神(ウブな牧さんっ。勉強してくださいね。)
*****
あとがき
美羽さま、切り番リクエストできあがりました!
「海南トリオで意地悪な神」とのことでしたが、いかがですか?
余談ですが、この後牧さんはこのDVDを持っているとこを見られないように必死になるんです。
家に置いといて、親に見られないかどうかの恐怖に苛まれ、学校に持っていっても、見つかったときはどうなるかΣ( ̄□ ̄;)パニック牧さんです。
私的に牧さんの家族構成はパパ・ママ・姉・妹だと勝手に思ってます。あのナリからして、男兄弟はないかと…
これからもいつでもサイトにいらして下さいねっ!いつも暖かいメッセージありがとうございます。