誰にも知られなかった物語〜番外編〜
□番外編3〜エアリスとシド〜
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「飲み水の確保……簡単じゃねぇか」
少し不機嫌そうにシドが言う
というかぶっちゃけかなり不機嫌そうだ
どうやらこの簡単な仕事が不満らしい。
かと言って他の仕事を任せられていたらどうなるのか分からないが(汗)
「でもその分、色々なこと出来るよ」
フォローするつもりで言ったのかそうでないのか、フォローの言葉をシドに言う
彼女もまた、消去法でこの役割を与えられたことは誰もしらない(汗)
この仕事は他のことを任せられない人がしているようだった
「じゃあてきとーにあそこの水でも汲むか」
そういってでっかいペットボトル的な何かを取り出し
秘密の場所の入り口前にある真水を汲んだ
バカでかいペットボトルでどうやったのかはあえて気にしないでおこう(汗)
「これで仕事おわり?」
「みたいだな」
沈黙
水を組めば仕事は終わる=暇
特にすることもないので全くの沈黙。
そして微動だにもしない
「なんで俺らがこんな仕事なんだぁぁぁぁぁぁぁ」
シドが思いっきり叫ぶ。
他の人見てますよ、シドさん。
「とりあえずここから出られないか調べる?」
そこへエアリスの助け船
「そうだな。まあそれで我慢してやるよ」
「じゃあ水コップに入れてくるね」
「頼んだぜ」
〜少しして〜
「入れてきたよ」
「サンキュー」
そしてシドは水を飲む
「っなんで水があまったるくてしょっぱいんだよ」
「おいしいんだよ?」
この二人、大丈夫なのか?