禁断の小部屋(集団痴漢シリーズ)

□集団痴漢17(撮影編)
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その日も美穂は男たちに誘われ、彼らが待つマンションへ来ていた。
今日もコスプレやごっこ遊びをさせられるのだろうかと内心怯え、しかし期待しつつ部屋の中へ入る。
そんな美穂を男たちはいつも通りにっこりと優しげな微笑みを浮かべながら出迎えた。

「さ、部屋の中に入って」
「準備してあるからね」
「あの…、また着替えるんですか?」
「ううん。今日はコスプレはしないよ。そのままの美穂ちゃんでいいからね」
「そ、そうなんですか? わかりました」

美穂は無意識に残念そうな声が出てしまう。
しかし、男たちは毎回美穂の想像の上を行く行為をしてくるのだ。
今回も例外ではない。
美穂が招かれるまま部屋の一つに入ると、いつも通り大きなベットと共に男たちが待っていた。
しかしその傍らには、黒のクッションケースに入った小さな何かが置いてあった。
美穂はそれを不思議そうに見るが、男たちはそのままベットへと促す。
そして美穂を中心へと座らせると、一人の男が後ろから抱きしめてきた。

「美穂ちゃんはいつも甘い匂いがするねえ」

男はそう言いながら首筋に鼻を近づけ、クンクンと嗅いでくる。
美穂はその言葉に顔を赤くしてしまう。
香水などはつけていないので汗の臭いだろうか。
甘いと言われたが自分ではわからず、変なにおいはしないだろうか、と不安になってしまう。
しかし男はそのまま首筋に舌を伸ばし、ペロリと舐めてきた。

「ぅん…」

それだけで美穂は身体を震わせる。
もう、男たちに触れられると少しの刺激だけで身体は反応するようになってしまっているのだ。
美穂は顔を少し上を向かせ、快感を追いやろうとする。
しかし、それがかえって美穂を色っぽく見せていた。
男たちはそれを眺めながら興奮を抑えている。
そして、男の一人が先ほど美穂が気にしていたケースから中身を取り出して来た。
それは男の手に収まるハンディカメラだった。

「え…?」

美穂はそれに驚きの声を出してしまう。
まさか、という思いが脳内を巡るがそれは現実の物となってしまう。

「今日は美穂ちゃんのイヤらしい姿を撮ってあげるね」

男はにっこり笑いながら、そう言ったのだった。
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