ふしぎ遊戯夢

□第四章 決意
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私は、しばらく鬼宿の家でお世話になることにした。忠栄くんの話では、鬼宿は朱雀伝説にかなり詳しいらしいし。今日、それとなく聞いてみよう。

「鬼宿、今日時間ある??」
「??あぁ。今日は時間あるよ。いずれは出稼ぎに出るつもりだけど。」

そっか、鬼宿は家族のために村の外で働いているんだ。すごいな。お兄ちゃんと変わらない年なのに、一家の大黒柱なんだ。

「色々聞きたいことがあるんだ。この国について。忠栄君が、鬼宿が詳しいって言ってたから。」

「まあ、そうだな。で??何が知りたいんだ??」

「うん…。今から話すこと、笑わないで聞いてくれる??」

「??うん。笑わないよ。」

鬼宿はそんな事で笑うような人間じゃないしね。

「四神って、知ってる??」

鬼宿は、何いってるんだ??って顔をしている。
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