ふしぎ遊戯夢
□第六章 初めての気持ち
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「旅に出る前に、お前たちに紹介しておきたい者がいる。」
「紹介したい人??」
「あぁ。康林、入ってよいぞ。」
「はい、失礼します。」
入ってきたのは、物凄く美人な女性だった。
「お初にお目にかかります、康林と申します。」
「はいっ!!初めまして!!!!金城みちるです。」
「宗鬼宿でございます。」
「康林は私の妃でな、朱雀七星でもあるんだ。」
「え!?朱雀七星士!?」
「はい。七星士名を柳宿、七星の力は……。」
すると柳宿は歩いていき、かなり重たいであろう置物の前に立った。
「よいしょっと。」
そういうと、その置物を軽々と持ち上げてしまった。
「!?!」
「私の力は怪力です。片手で100キロ以上の物を持つことができます。」
ニコッと笑った柳宿は本当にキレいだった。