スラムダンク夢
□4話 入部
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楓君のケガは思った以上にヒドくて、病院に行くことになった。
「今日は安静にしときなよ??バスケしちゃダメだからね!!」
「…………。」
楓君はじっと私を見ている。
「何??どうしたの??」
「お前……。親みたい。」
「―!!何よ!!心配していってるのよ??」
「…。分かってる。」
楓君は笑った。
「お前みたいな奴、はじめて。みんな、俺を避けるから。」
「避ける??楓君がじゃなくて??」
楓君は苦笑いした。
「俺、基本的に人が嫌いだから。それが相手に伝わっているんだよな。」
「そんなことないよ。みんな、楓君と仲良くしたいって思っているよ。ただ、楓君が声かけるなオーラ出してるから。」
「お前は??」
「え??」
楓君が私を不思議そうに見る。